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2015-04-27 (Mon)
*4/18(土) リンゴと牛すじ(鱈)のスープ

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牛すじ(鱈verも)・リンゴ・サツマイモ・水菜・白菜・もずく・舞茸・椎茸・しそ油

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写真を撮る前にスープを入れちゃったから中身がみえない(笑)


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これまでは夕食だけ手作りごはんにしてましたが先週から
朝晩2食を手作りに切替える事にしました

食べるの大好き、何でもガツガツ食べちゃいます!なチョビが
療法食にしてからの 食事時間の悲しそうな姿と
自分なりに調べてみて感じた、療法食の材料や保存料への心配もあり
アミノ酸スコアの高い食材で肝臓・腎臓への負担が少ないタンパク質で
リンやカリウムを低減させた食事を作ってみる事に決定

ヒトも犬も腎臓を患ったら低タンパク質な食事を推奨されているそうです
摂取したタンパク質を消化・分解した時に出る老廃物(尿素窒素など)が
腎臓に負担をかけるそうで低タンパク質をと推奨されているようですが
必要カロリーが不足すると 体内のタンパク質(筋肉など)を利用するので
タンパク質を制限した意味がなくなり、老廃物の処理に腎臓が追われる事になるそう!
(脂質や糖質はタンパク質が含まれていないから増量してカロリー確保)

なんですが・・・生きていく為にタンパク質は必要です
体を作る以外にも免疫力や神経伝達などにも影響するそうなんです

「タンパク質の制限=老廃物を少なくする」なので
もともと老廃物が多く出ない良質のタンパク質を摂取すると良いのではと
方針変更!
「アミノ酸スコアが高いもの=老廃物が少ないもの」らしいのです
アミノ酸スコアとは タンパク質に含まれる必須アミノ酸の数値が高いかどうかを示す値で
必須アミノ酸のバランスではなく、一番低い値のアミノ酸の値でスコアが決まる
一番低いアミノ酸までしか吸収されないので、それ以上のものは老廃物になってしまうんだそう
つまり、アミノ酸スコアが100の食品はほぼ全てが体内で栄養となり
老廃物が出ないという事になるそうなんです

逆に不足しているアミノ酸が他の食材に多く含まれていると補完してくれるそう
ですが 今はまだ組合せまでは考えられないのでアミノ酸スコア100の食品をメインにしてます

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食品成分表の本を2冊購入(ヒト用です)

アミノ酸スコア100の食材はお肉や魚など動物性タンパク質が殆どです
ここで問題なのがリンの含有量が高いという事になります
が!リンは水溶性なので(カリウムも)水にさらしたり、下茹でする事で
低くする事が容易にできます☆
水溶性の他の栄養素も損失してしまいますが しょうがないかなと^^;

このアミノ酸スコアですが生物で変わってくるそうで
ヒトは8種類、イヌは12種類(10種類あれば他のアミノ酸から生成できる)そう
実はまだしっかりイヌに対応したアミノ酸スコアまで確認できてませんが
低タンパク質生活を何週間も続けるリスクと不安の方が大きいので
タンパク質摂取量を少しだけ減らした値に設定して 始める事にしました

無理なく続けられる事も大切だと思うので
週末に1週間分を一気に作り冷凍保存しています
朝食と夕食での違いはタンパク質(今回は牛すじと鱈)だけで
野菜類は同じという手抜きですが暫くこれで進めてみて
尿比重や血液検査の値を見ながら調整していこうと考えてます

book01.jpg
思いっきり踏んでるよ、チョビ( ̄∀ ̄*)

残っているまだ調べなきゃいけない最低要件として塩分摂取量
これまでは1日の半分以上をドライフードで夕食だけを手作りしていたので
食材に含まれる塩分もあるから不足はしないだろうと考えていたんですが
リンやカリウムを低減させるため、食材を茹でこぼしてから使用してるし
食事のメインが手作り食となるので 塩分が不足しないよう気を付けないと!
(塩分過多も良くないですが 不足は心臓に悪影響のようなんです)

後はカリウムと塩分の割合、リンとカルシウムの割合に気を付けて
カロリーを満たせれば、美味しくて嬉しいご飯の時間になって
よりチョビも元気になってくれるんじゃないかなーと期待♡

文字にすると面倒に見えるかもしれませんがエクセルで基本の表を作ったので
後はパズルのように組合せていけばOK
まだ慣れないので水菜200gなんていう非現実的な設定もしちゃいますが(笑)

タンパク質を増やしてからは体調も良くなったし
更にお友達から頂いたネフガードが合うようでより元気になりました

見た目だけじゃなく尿比重をマメに計って数値を見ていって
タンパク質が増えても値が悪化しない事を確認しながら進めていきたいと思います
※自分なりに調べて感じた事なので正当性の保証はできません

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今回設定した各値は
タンパク質はチョビの体重(7キロ)で換算して
体重1kg当り2g(最小値)~3.5g(最大)の範囲内で十分量といえるらしい
21.4g/日に設定

リン・カリウム・カルシウムはリナールアクティブ腎臓ケアのパーセンテージに合わせました
リナールアクティブは今の昼食(10g)とご褒美(10g)に使用してます
ロイヤルカナンはどうしても食べてくれないので休止しちゃいました
もう1つ購入したキドニアはリン等の含有率が一番高いのでまだ食べさせてません

リンを制限する理由は腎臓の機能が低下すると不要なリンを体外に排出しづらくなり
血液中のリンが増えてしまいます
バランスを保とうとして骨などからカルシウムを取り出してしまうため
骨がもろくなるなど弊害が出てくるそう

カリウム制限は今の所、リンほど気にしていません
(リンを低減させる時に一緒に減るので)
病状によってむしろ不足してしまう事もあるそうで
カリウムの制限が必要になるのは病状が悪化した場合が多いようです


*自分メモ*
今週のごはんは全体量が多すぎた
タンパク質/日が21.4g/日、15%とすると全体量は947gで
今週の1590gだと92g/日も多い事になる

リンは1.028gなので1590gで0.06%、947gで0.11%
カリウムは3.54gで1590gで0.22%、947g0.37%だった

が・・
全体量947gでよいのに1590gになってしまった
1食事当り46g過多だが今現在でカロリーがオリジンと同等なので
野菜を減らすとカロリーとリンとカリウム不足になる・・
全体量から643gを減らすのは現実的に難しい
(947g/7日だと67.6g/1食)

全体量に対するタンパク質・リン・カリウムのパーセンテージは下がるが
リナールアクティブの規定量のリン・カリウムと体重からのタンパク質が摂れているので
取りあえず、このバランスで様子見


タンパク質のアミノ酸スコアとは別にタンパク質には窒素がふくまれていて
窒素は腎臓に悪影響を及ぼす
アミノ酸スコアが低い植物性のタンパク質は動物性に比べ窒素の含有量が少ない
同時に食べれば動物性のアミノ酸が補充するから、植物性タンパク質も摂った方が良いかも
その際に注目すべきアミノ酸はイヌの場合、トリプトファンの可能性が高そう

でも・・植物性のタンパク質は消化に負担がかかりそう
。。。栄養って難しいなぁ
正解も個体差がありそうだし正解って無いんだろうな
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